子どもを愛せない親からの手紙 (角川文庫)

正直な感想ですが、内容が嘘っぽい！子供を虐待する親がこんなに冷静に、自分を語れるなんてあり得ないです。虐待する親は大抵の場合、感情的で且つ虚像、虚栄に満ちています。虐待は躾、叱責は注意、体罰は言うこと聞かない子供のため等と、自分勝手な行動に無節操なその場限りの理由を付け、刹那的に子供を言いくるめ様とします。済まない、謝る…そんな事ないし、申し訳なさに気が付かないほど虐待親は病んでおり、それだから子供を虐めることが出来るのです。この本を読んで様々な意味気分が悪い…何故なら自分の子供時代は親から虐待、大人になった今も暴言を浴びせられるからです。親からの虐待は「謝罪の手紙」等で済まされるものではない、子供の人生を左右します。この本は文章がパターン化されていて稚拙で嘘くさい、虐待を真剣に考えたことのない人が、限られたなかで作成した創作の読み物ですよ。